デシカント空調システムとは?

用語辞典
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デシカント空調システムとは

デシカント空調システムとは、湿度を制御するための空調システムの一種です。通常の空調システムは温度を調節するために使われますが、デシカント空調システムは湿度を制御することに特化しています。

デシカント空調システムでは、デシカント(乾燥剤)と呼ばれる物質を使用して湿気を吸収します。主な要素としてはデシカントホイールまたはデシカントディスクがあります。これらは湿った空気を吸い込み、水分を吸着して乾燥した空気を放出します。乾燥した空気は通常の空調ユニットで冷やされ、空調された空気として使用されます。

デシカント空調システムは、高い湿度を必要としない環境や特定の産業用途で利用されます。例えば、食品加工工場や電子機器製造工場などでは湿度管理が重要であり、デシカント空調システムが使用されています。

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